2010年 08月 10日
ミドリ系シジミはむずかしすぎます
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栃木の山沿いの道をゆっくりと走ってもらいながら、花に来ている蝶がいないか…なんて、車窓から横着なチェックをしていたのですが、吸蜜によさそうな白い花や黄色い花がてんこ盛りに咲いている箇所がいくつもあるのに全く蝶の気配がありませんでした。しばらくして、空き地にたくさんの花が咲いていたので師匠は車を停めました。さらりと見回してすぐにあきらめた私は道路の進行方向に沿って歩きながらチェックすることに。
するとガサガサガサッーと大きな音。
驚いて音がした方を見ると大きな鹿が山の中へ掛けていく姿が見えました。
あちらも驚いたかもしれないけれど、こちらもそうとう驚きました。
そういう一瞬は、ワーイ鹿だぁー!かわいいー♪なんて思う余裕はないものなのですね。
それはそうと、花をチェックしながら歩いてもハチとアブしか見つけられない状態が続きました。
ふと…
なぜ見つけられたのか自分でも不思議なのですが、葉っぱのすき間にちらりと垣間見える1匹の蝶。
1時をちょっと過ぎたくらいのことです。
とりあえずそーっと一枚。
それなのに…気配を感じとられ、その場でクルクルと方向を変えられてしまいました。
ここはちょっと間をおいて…
再びカメラを向け、数枚撮ると、プイと飛んでいってしまいました。
ちゃんと撮れたかわからない上に、何を見つけたのかもわからない…
でもとってもドキドキした瞬間でした。
…と、軽く考えていたのですがさっぱりわかりません。
やっぱりミドリ系シジミの同定はむずかしかったです。
私の結論としてはエゾミドリシジミですが…。
このコの正体、教えていただけると助かります。
by papilabo
| 2010-08-10 19:24
| シジミチョウ科