2005年 04月 20日
ウスバシロチョウの幼虫
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ムラサキケマンを撮っていると、根元に何か違和感のある色がチラリと見えた。
よく見るとなかなかの警戒色。
「気持ち悪い幼虫がいるよー」とスギタニルリシジミを探している同行者Kさんを呼び寄せると
「ウスバシロの幼虫だ!!」と、とてもうれしそう。
ウスバシロチョウといえば、儚い雰囲気の薄い翅…あのティンカーベル…
そう思ってもあまりかわいくは思えませんでした。
黒いイモ虫から白いチョウに…醜いアヒルの子状態。
キアゲハやアゲハの幼虫なら子供の頃から親しんでいたので今でも手にのせることができるんですけどね…
ウスバシロチョウ成虫
早く大人になったウスバシロチョウに会いたいな。
日なたぼっこ中でしたが、見ていると突然食べかけのムラサキケマンの茎にかじりつきだしました。
う〜ん、ちょっとだけかわいくなってきた。
小さな一株(?)だけしかそこにはムラサキケマンがないので、貴重な食草です。
アゲハの仲間なら、つついて触覚を出させて遊びたいという誘惑にかられましたが、
驚いてそこから逃げ出したらもうムラサキケマンには出会えず、
飢え死にしてしまうといけないのでそっと見守りました。
by papilabo
| 2005-04-20 14:43
| アゲハチョウ科(その他)