2008年 12月 03日
ムラサキツバメの悲しいお知らせ
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その間、公園の樹々の紅葉は見違えるほど進んでいました。
今日は気温が高かったので留守番を残してみなさんお出掛けでしょうか?
と、思いながらもモクレンの葉っぱは黄色からさらに茶に近付き、葉数もかなり減っていました。
葉っぱごと落ちてしまったままの個体がいるかもしれない…
と、念のため落ち葉が敷き詰められた地面を3人で探してみると…
banyanさんと見ていた時にはそこまで多く確認出来なかったので、
葉っぱごと落ちてしまった個体の一部が犠牲になってしまったのではないかと話していたのですが、
公園を一回りして、banyanさんとお別れしてから、日中のお出掛けから帰った個体たちもいるかもしれないのでもう一度モクレンの下に戻ってみると…
あいかわらず一頭だけでした。
あらためて地面で落ち葉をかき分けながらムラツをカウントしてみると、40頭くらい確認することができました。詳しく探せばきっともっと散っていたかもしれません。
ムラツのモクレン越冬部隊はほぼ全滅だったのでしょう。
いつか葉っぱもろとも落ちる日がくるとは予想していましたが、まさかこんな結末をむかえることになるなんて信じられない気持ちでした。
何度も観察にきていて愛着もあったので泣きそうでした。
この場所は、散歩する人の往来があるばかりでなく、自転車で通り抜けする人も多く、身動き出来なかったムラツたちは自転車に轢かれてしまったのです。
同じく落葉樹であるミズキの集団も一頭だけしかいなくなっていて、轢かれた個体を一頭だけ地面で見つけました…
by papilabo
| 2008-12-03 23:18
| シジミチョウ科