2009年 07月 16日
ルリボシカミキリとアオカミキリ
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これは師匠が喜びそうだ…と思って指差して知らせると、「ミドリカミキリだ…」と、意外にもクールな返事。
後述のルリボシカミキリほどではないにしても、こんなに立派なカミキリを喜ばないとは…と、多少拍子抜けしてしまいましたが、撮影し始めたので、私は他にもいないか紫陽花に沿って探して歩き、途切れたところで引き返しました。けっきょく他には蝶もミドリ色のカミキリも、何もおもしろい虫を見つけることは出来ませんでした。
師匠に代わってもらってカミキリを撮ろうとしたら、3回シャッターを押したところで何処か遠くへ飛んでいってしまいました。
ちょうど食事が終わって歯磨き(!?)も済んだタイミングだったのでしょう。
大きくて緑色に輝く体の美しさと、後脚の長さに驚かされたカミキリでした。
7月19日追記………………
タイトルを“ルリボシカミキリとミドリカミキリ”から“ルリボシカミキリとアオカミキリ”に訂正しました。
師匠がミドリカミキリだ…と発見時に言ったことや、いつも同定の参考にさせて頂いているweb図鑑を見て、ミドリカミキリだと思っていたのですが、各種の昆虫や植物の保全や調査に精力的に取組んでいらっしゃる山形のN氏から昨夜メールを頂きました。ミドリではなくアオカミキリだと。
『ミドリカミキリよりも30倍ぐらい個体数が少なくて格調が高くて、100倍「イイ」カミキリですので、もっと自慢してください。』
とのメッセージがうれしかったです。
今さらですが、web図鑑でチェックした時に、ミドリカミキリの大きさが15〜21mmだったのでおかしいな…とは思っていました。出会ったカミキリは30mmくらいはありましたので。でもそのへんは、特別に大きい個体もいるだろう…くらいに適当に解釈していました。同定のときの大きさって大事だったのですね。
………………
でも、見つけた時の嬉しさや感激はこちらが断然上です。
飛んでいる姿を師匠と同時に見つけたのですが、その鮮やかなブルーは衝撃的でした。
実際に目にするのは二人とも初めてだったのに、「ルリボシカミキリだっ!!」と口を揃えて着地する方向に駆け寄りました。
師匠が捕まえて撮影しやすい明るいところに置いたのですが、すっかり怯えさせてしまったみたいでじっとしていてくれなくて、写真としてはイマイチになってしまいました。
それにしてもルリボシカミキリの鮮やかなブルーは美しかったです。
by papilabo
| 2009-07-16 18:22
| カミキリ