2013年 10月 10日
謎の卵と坊やたち
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まさか幼虫がいなくなっているなんて思ってもいなかったお気楽な2人組は、がっくりと肩を落としながらも切り替えも早いのでなんとか別の卵、または幼虫を見つけたいと思いました。
この場所にはたくさん食草があるし、ヒカゲチョウがこの辺りにたくさん集まっているのを見たこともあったので、ひとつくらいは見つかるだろうと信じて。
ほどなくして見つかったのがこの卵塊。
一粒ずつ産むのがヒカゲチョウなら、これは違う蝶。
ヒメジャノメ?
それとも待望のサトキマダラヒカゲ?
それともまさかの蝶以外?
前回の失敗をふまえてお持ち帰りして様子を見てみることにしました。
まだ届いていないけどamazonにて食草も手配済み。
とりあえず切りとって来た葉っぱをキッチンの小さな花瓶に無造作に差しておくことにしました。
2日後の朝…
全体が茶色っぽく変色してきた卵がありました。
このコはすでにダメみたい…
他の卵もなんだか乾いて痩せてきたみたいでした。
朝ごはんを作りながら…
卵たちにポツポツと茶色いテンテンが見えてきたのが気になってジーッと見つめてみたのですが小さすぎてよく見えない。
それならとカメラを持ち出して…
(' jjjjjjjjj ')/
「じぇ」9つ。最大級の衝撃!
顔が卵の殻を通して透けてる〜!!
朝メシ前に大興奮で写真を撮りまくりました。
(小さすぎてた〜いへん!)
ゴハンを済ませ、ヒカゲチョウの産卵の記事を準備しながら…
ふと気になって顔卵を見にいくと…
(' jjjjj ')/
どうやって入ってたんだ〜!!
孵化する瞬間って、殻が破れたら弾けるように身体がビョ〜ンと伸びる感じかなぁ?
血管のように見えていたものはポヤポヤの頭の毛だったのか〜!!
それにしても何の為の毛なの!?
もう、かわいすぎて悶絶死しそうでした。
束の間の撮影タイムでしたが、何度見てもかわゆくてニヤニヤしながら写真に魅入ってしまいます
実物は小さすぎて見えないので…
このお年頃のコたちが全員スクスクと成長するのは難しい。
葉っぱに食いつけなかったり、ポロリと落ちてしまったり…
(実際、救出しています)
どうかみんなが大きくなれますように!
孵化直後はうれしさで一杯でしたが、今は心配で心配でたまりません。
by papilabo
| 2013-10-10 23:00
| タテハチョウ科