2014年 09月 24日
ウラギンシジミ羽化直さん
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翅の色も、脚のシマシマも、いい感じです。
6時半になんとか起きて、間に合いました。
…そうです、見逃しました。
羽化のその時を。
羽化の前兆のサインを。
こうして拡大してみるとはっきりとわかります。
カラダからサナギの殻が剥離しているのが。
剥離してから1時間〜1時間半後に羽化が始まるという認識は体験から心得ていました。
今回わかったのですが、剥離が始まる前から見ているとはっきりとその剥離がわかるのですが、
完全に剥離してしまってから見るとよくわかりませんでした。
そんなわけでのんびりと朝ごはんを作っている合い間にベランダに戻ってみると、
立派な大人のウラギンシジミがいてびっくり!
この親不孝もの〜ヾ(*`Д´*)ノ
すっかり翅ものびきっているじゃないか〜
写真から記録を辿ると、しばらく撮影したりながめたりした後、6時50分に蛹の撮影をやめています。
そして蝶の写真が写っているのは7時13分。
私がベランダから立ち去ってわりとすぐに殻をやぶったのでしょう。
ま、そんなもんですけどね。
今のうちって思ったんでしょうね。
完全に拘束されている時に目の前ににゅ〜っとレンズを近づけられたのは、相当な恐怖体験だったことでしょう。
それがトラウマになったせいか、6時半頃に羽化して、もうすぐ1時になろうというのに未だに大空に羽ばたいて行く勇気がないようです。
もう一方のベランダに置いてあげていたなら、いろんなお花でおもてなしできたのに…
と、育ての親としては最後のゴハンを食べさせてあげられなかったことの方が心残りなのでした
今日は風も強いし、夕方からは雨も降りそうなので、このまま一泊すれば…
と、いいたいところですが、明日もそう良い天気ではなさそうだし…
早くもっと仲間が集まるところに飛んでいけばいいのに…と、ハラハラしています。
*追記
15:26分
少し前までじっとしていたギンちゃんがいなくなっていた。
小雨が降り始めているというのに大丈夫なのかな?
by papilabo
| 2014-09-24 13:01
| シジミチョウ科