2016年 08月 04日
想定外のムモンアカシジミ
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樹上で飛び交うオレンジ色の蝶は何だろう?と、気になってしばらく目で追っていたのですが…
いろいろ考え合わせて出した結論はまさかのムモンアカシジミ。
確認してもらおうと他の蝶に夢中になっていたclossianaさんを呼びました。
この時、私はiPhoneだけ持ってclossianaさんの撮影を待ちながら暇そうにウロウロしていた感じでした。
そこで見つけた偶然のムモンアカシジミだったので驚きでした
しばらく二人で木の上を卍飛翔する蝶たちをながめていたのですが、時々下に降りているコがいることに気が付きました。
すぐに上に行ってしまうのですが、また降りてくるを繰り返していたので気を付けていると、産卵したかったことがわかりました。
樹上をただただ眺めているしかなかった蝶だったのに、産卵シーンを撮ることが出来るとは
もちろんこの時には車からカメラを持ち出していました
数個卵を産んだかと思われるのですが、その後は斜面途中のシダの葉上で休憩です。
なんとかしてそれも撮りたかったので、遠回りして斜面を苦労して降りて近寄ることができました。
開翅!!
下にいたclossianaさんも慌ててよじ登って来ようとしていたのですが…
アリが近付いて来て…
あ、まずいなこれは…と、思ったのですが案の定、アリにお腹をコショコショとされたのを嫌がって飛んでいってしまいました
その後は卵探しです。
特にclossianaさんははりきっていました。
卵を確認するほどそばに寄るには難しい位置だったので私は少しであきらめました。
clossianaさんががんばっている間に別の樹をなんとなく見ていると…
なんだか卵っぽいものが!
2つ見つけることができました。
撮影中、カメラをしっかりと固定するために樹に手を押し付けていたのですが、アリたちの攻撃にあってたいへんでした。
でも、これが卵だとわかったので、もう一度産卵していた場所に戻ってチェックしてみると…
こちらが産卵間もない卵です
産卵ポーズを撮っていたもう一ヶ所でも見つけることができました。
アリにはご注意ください!
アリに噛まれた箇所はどうやら5箇所。
噛まれた痕は赤くなっていてものすごく痒い
しかもその前にもアリにやられていまして…(何やってんだか…)
そこは一週間経っても未だに時々猛烈な痒みが蘇ります。
帰りはところどころで集中豪雨。
ムモンアカシジミたちの所にも雨雲は流れたでしょうか?
無事に雨を避けられたでしょうか?
心配です。
by papilabo
| 2016-08-04 13:31
| シジミチョウ科