2008年 05月 14日
羽化したてのミヤマカラスアゲハ
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タンポポで吸蜜するチャマの写真が撮れてすぐ、その反対側の道路脇でひっそりと翅を乾かすミヤマカラスアゲハを見つけました。
周りの枯れ草を少しずつよせながらそっと撮影させてもらいました。
風に煽られて時々葉っぱから落ちそうになると、まだ軟らかい翅を動かしながら一生懸命しがみつき直していました。
近くに食樹も食草も見当たらないようだったので、もしかしたらこの場所まで何かの拍子に風で飛ばされてきたのかもしれません。
たくさんの色の粒が散りばめられた翅の美しいこと!
色の多様さ、複雑さではうちで羽化したナガサキアゲハは贔屓目で見てもとてもかないません。
鮮やかな色のハンミョウばかりがハンミョウではありません。
ハンミョウを見つけるとつい追いかけたくなります。
追いかけた末に大接近して撮ったニワハンミョウはそれぞれ色合いが微妙に違っています。
変なものが飛んでいるな〜と思いながらハンノキの実に着地したところを確認すると、体の4〜5倍はある白くて長〜いヒゲをもつヒゲナガガの一種でした。
調べてみたのですが、アトボシウスキヒゲナガではないかと思います。
小さい蛾を撮るのに苦戦しながら何枚も撮影したのですが、動かないことが身を守るコツとばかりに、その間じっとしていてくれました。
by papilabo
| 2008-05-14 23:19
| アゲハチョウ科(ブラック系)